シャンプーに何を求めていますか?
汚れを落とすことはもちろん、しっとり感、ツヤ、まとまり、ダメージ補修、ボリュームアップ。今では一つのシャンプーに、実に多くの効果が期待されています。
メーカーは新しい機能を競い、消費者もより多くの効果を求める。しかし私は、双方ともシャンプーに「洗うこと以外」を求めすぎているのではないかと感じています。
【シャンプーの役割とは】
シャンプーの基本的な役割は、髪や頭皮を適切に洗うことです。しかし、洗うこと自体が最終目的ではありません。
大切なのは、その先にある、よいヘアスタイルにつながることです。
どれほど洗髪中の手触りがよくても、乾かしたときに髪が重くなったり、ボリュームが出なくなったりするのであれば、本末転倒ではないでしょうか。
もちろん、洗髪中の摩擦を抑えたり、指通りをよくしたりする工夫にも意味があります。ただ、洗いながら補修し、ツヤを出し、まとまりまで与える必要が、すべての人にあるのでしょうか。
髪の状態によって必要なケアは異なります。洗浄と質感調整を分け、必要な部分をコンディショナーなどで補うという考え方も合理的です。
【多機能なら優秀なのか】
洗髪中に滑らかでも、乾かすと重く感じる髪があります。反対に、洗っているときは多少きしんでも、乾かすと軽く仕上がることもあります。
付加機能の多さや価格、サロン専売品かどうかだけで、よいシャンプーとは判断できません。大切なのは、使い続けた結果、その人の髪がどうなっているかです。
【Suzeの考え方】
当店ではシャンプーの販売に特別力を入れていません。普段お使いの製品で問題がなければ、買い替えを勧める必要もないと考えています。
シャンプーは、まず適切に洗うためのもの。そして、その先にあるのは、扱いやすく、よいヘアスタイルをつくること。
機能を足すことばかりでなく、本当に必要な機能を見極めることにも目を向けてみませんか。

