髪がべたつく、乾きにくい、ボリュームが出ない、引っかかる。こうした悩みの原因は、毎日使うシャンプーにあるかもしれません。
当店では、新規のお客様の8割ほどに、シャンプーなどの残留成分が影響していると思われる状態が見られます。あくまで施術経験からの判断ですが、多くのお客様は自覚していません。
傷んでいると思っていた髪も、クレンジングで余分な付着物を取り除くと、驚くほど軽くサラサラになり、ツヤが出ることがあります。
【シャンプーによるコーティングの蓄積】
現在のシャンプーには、指通りや手触りをよくするため、さまざまなコンディショニング成分が配合されています。
これらは摩擦を減らす有用な成分ですが、処方や髪質によっては過剰に付着し、蓄積する場合があります。
その結果、べたつきや乾きにくさ、ボリューム不足などにつながる可能性があります。
【洗髪中の手触りと仕上がりは別】
「洗っているときに髪がきしむ」という声もよく聞きます。
確かに洗髪中の指通りは大切です。しかし、乾かした後の仕上がりとは別問題です。
洗髪中は多少きしんでも、乾かせば軽くサラサラになることがあります。逆に、洗髪中は滑らかでも、乾かすと重くべたつくこともあります。
洗っている瞬間の心地よさを優先し、ヘアスタイルの仕上がりを犠牲にしていないでしょうか。
【何のための「良いシャンプー」なのか】
「○○フリー」や高価な成分を強調する商品もあります。しかし、成分の有無や価格だけで、よし悪しは決まりません。
シャンプーの基本は適切に洗うこと。ただし、洗うこと自体が最終目的ではありません。
大切なのは、根元が軽くふんわりとし、毛先は適度にまとまるなど、よいヘアスタイルにつながることです。
Suzeでは余分な付着物が残りにくいシャンプーを用意していますが、販売を目的に買い替えを勧めることはありません。市販品も含め、その方の髪に合うものを提案しています。
何が入っているかより、使い続けた結果、髪がどう仕上がるか。それを大切にしたいと考えています。
