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ノンジアミンカラーの限界

ノンジアミンヘアカラーは、パラフェニレンジアミン(PPD)を含まない製品で、PPDによるアレルギー反応を避けたいと考える人々に向けて開発されています。しかし、弊店での調査結果とメーカーや問屋からの聞き取り調査によると、既にPPDでアレルギー反応を経験した人は、ノンジアミンヘアカラーを使用した際に高い確率で交差反応とみられるアレルギー症状を示すことがあります。この割合は、統計学上有効なサンプル数を得ていないため、明確には述べられませんが、既にPPDでアレルギー反応を経験した人は、一般的に伝えられているアレルギー反応が起こる確率よりもかなり高いことが示唆されています。

ノンジアミンヘアカラーの限界

1. アレルギー反応のリスク: 既にPPDアレルギーを経験した人は、ノンジアミン製品使用時に交差反応を起こすリスクが高いと考えられます。これは、PPDと構造的に似た代替成分に対して反応する可能性があるためです。

2.染色効果と持続性: ノンジアミン製品はPPDを含む製品と比較して、色の濃さや鮮やかさや持続性が劣る可能性があります。

3. 個人差の影響: アレルギー反応は個人によって異なり、ノンジアミン製品が一部の人にとって安全であっても、他の人には反応を引き起こす可能性があります。

4. パッチテストの重要性: 使用前のパッチテストが非常に重要です。これにより、製品に含まれる成分に対する個人の反応を事前に確認できます。

5. 専門家のアドバイス: 特にPPDアレルギーを持つ人は、ヘアカラーを使用する前に皮膚科医やアレルギー専門医の相談を受けることが推奨されます。

結論

以上を踏まえると、PPDアレルギーを持つ方にとってのノンジアミンヘアカラーの有効性には限界があると認識する必要があります。これは、アレルギー反応のリスクが依然として存在し、反応の頻度が一般的に伝えられているよりも高いことを意味します。したがって、ノンジアミン製品を使用する場合でも慎重な検討と適切な対策が不可欠です。

ジアミンアレルギーに対して厳格な対応を取る方針のもと、弊店では現在、PPDと構造的に似た成分にのみ置き換えられた商品の取り扱いは控えています。

Suzeがリタッチにこだわる理由

私たちはリタッチの推奨を熱心に行っています。リタッチに重きを置くその理由をお伝えします。

ヘアカラーは、脱色と染色を同時に行うという仕組み上、髪に一定のダメージを与えることが避けられません。脱色は髪の天然色素を取り除く工程で、一度脱色された髪の色は永遠にその状態として残ります。一方、染めた色は時間の経過とともに退色していきます。

何度も全体染めを繰り返すと、髪の根元と毛先のカラーの履歴が異なるため、ムラや傷んだ印象を与えることになります。特に毛先には何度もカラーのダメージが蓄積され、より退色しやすい髪となり、全体染めを繰り返す悪いサイクルに入ってしまうため、その影響は大きいのです。

根元から毛先までの均一な髪色を維持するための最も効果的な方法は、リタッチを繰り返すことです。リタッチは新しく伸びてきた部分だけを染める方法なので、ダメージの蓄積を防ぎ、均一な色を維持することができます。

特に、髪の質感を重視する中高年の女性にとっては、リタッチの方法は避けられない選択となります。キューティクルの弱化が少ない元々髪質が良い方でも、長期的に見ればリタッチのメリットは大きいのです。

リタッチ中心のカラー習慣にしていくためには、使用する薬剤の選び方が非常に重要です。ヘアカラーの色素はいくつかの原色から構成されており、それぞれの色素によって色持ちが異なります。ある程度退色しても程よい色を保つための配合の薬剤を選ぶことが必須です。

ヘアカラーだけでなく、ヘアマニキュアにおいてもリタッチ中心の選択が推奨されます。ヘアマニキュアはダメージが少ないとされることから、安心して何度も同じ色で全体染めを行う方がいます。しかし、これには落とし穴があります。残っている色と失われた色のバランスを考慮せず、何度も同じ色を重ねると、色が重なって濁ってしまうことがあります。
そのため、リタッチ中心で続けられる色を選ぶことが大切です。これにより、髪色が濁ることを防ぎ、美しい髪色を長く楽しむことができます。

また、毛先まで染める際には、失われた色を正確に見極めて、必要な色だけを適切に重ねる技術が求められます。これにより、髪全体がより自然で美しい仕上がりを実現することができます。Suzeでは、そのような技術と知識を持ったスタイリストが対応いたします。

ジアミンアレルギーへの厳格な対応:Suzeの方針

ジアミンアレルギーとは、ヘアカラー剤などに含まれる化学物質「パラフェニレンジアミン(PPD)」に対するアレルギー反応のことを指します。一度アレルギー反応を示すと、以後の接触でも強い反応を示しアナフィラキーショックとなることもあるため、注意が必要です。

私はSuzeの立ち上げ前、一日の来客数100~200名を抱える大型美容室での店長として活動していました。この役職にあったからこそ、多くのお客様の相談を受け、解決の糸口を求める役目を果たしてきました。特にジアミンアレルギーを持つお客様の声は、その中でも繊細な問題として取り扱われていました。

「アレルギーはあるが、白髪を隠したい」というお客様の声を受け、我々は様々な方法を導入・試みました。現代の美容室でよく採用されるゼロテク技法や、頭皮への保護オイル、さらには薬剤への保護剤の混入などがそれです。しかしながら、これらの手法であってもアレルギーやその末に起こるアナフィラキーショックのリスクを完全に排除することはできません。

これらの方法は完全に無駄ではないものの、その効果の限界を理解することが非常に重要です。私が過去に何度も目にしたのは、アレルギー対策の技法で施術した、前回の施術で問題がなかった、前回は体調が悪かっただけという理由だけで、次回も安全だと安易に考えることからの重篤なアレルギー反応でした。これらの反応は、顔や首にも長期にわたり影響を及ぼすことがありました。実際、その影響は深刻で、入院することになったお客様もいらっしゃいました。

お客様も美容師も、その結果に大変な後悔を感じることとなりました。

そういった経験を踏まえ、PPDアレルギーを抱えるお客様にPPDやそれに似た成分を含むヘアカラーを続けることを一切やめる決断をしました。我々Suzeでは「少しマシ」手法ではなく、より根本的なアプローチを模索しました。その成果として、ヘアマニキュアを含むSuzeの特色あるスタイルが誕生しました。

「白髪ぼかし」のためのハイライト:効果とリスク

美容の世界での新しい動きとして、白髪ぼかしを目的としてハイライトを入れるスタイルが注目されています。しかし、その方法にはメリットだけでなく、いくつかの懸念点も存在します。この記事では、その実際について、白髪染め世代の女性をターゲットに詳しく考察していきます。

白髪染め世代の女性の魅力を引き出すためには、「清潔感」と「素材感」が重要です。これは、洋服の選び方や大人の女性の魅力を際立たせる基準と同じ考えに基づきます。ハイライトは、基本的に艶のある髪には効果的ですが、一部の髪質には望む効果を得られないこともあります。

白髪染め世代の女性たちの髪は、キューティクルの弱化により、ハリや艶を失っていることが一般的です。さらに、繰り返しの白髪染めが髪へのダメージを引き起こすことで、ハイライト施術時に予期せぬ問題が生じることも。

白髪をぼかすためのハイライトが、本来の美しさを引き出す目的を見失ってしまうことがあり、これが髪へのダメージや意図しない仕上がりを引き起こすリスクとなります。また、パーマをかける場合も同様のことが言えます。

大人の女性のヘアスタイルを作る際、髪を傷めるリスクと得られるメリットのバランスを考慮することは非常に重要です。

提案
Suzeでは、お客様の髪質を最前提に置き、施術の提案を行っています。髪の健康と美しさを最優先し、それを基にハイライトの適用を検討します。一つの固定的なゴールに縛られず、お客様の髪質やその許容範囲を重視して、最適な薬剤の選定を心がけています。また、ハイライト施術前の健康な髪づくりの重要性も強調しています。
また、白髪を濃く染めすぎず、白く光るのを避ける程度に薄く色を入れることで、ハイライトと同様の効果を得ることも可能です。白髪染め世代の傷みに敏感な髪には、できるだけシンプルな手法でのアプローチが大切だと考えています。

白髪染めの選択は、それぞれのライフスタイルや髪質に応じて行われるべきです。Suzeは、お客様一人ひとりに合わせた施術で、美しい髪の実現をサポートします。

ヘナ・ヘアマニキュアには適性があります

アルカリカラーと比べるとヘナ・ヘアマニキュア・酸性カラー・HC染料・塩基性染料には不自由な部分が少なからずあります。ほとんどの方が何らかの理由でアルカリカラーの替わりにそれらの施術を検討されていることと思いますが、完全に替わりにはならない部分も多いことをご理解ください。多くの場合、おおらかな性格の方向けの染毛法になります。現在、多くの美容室がヘナ・ヘアマニキュアの取り扱いをやめているのは、おおらかではない性格のヘナ・ヘアマニキュアが向いていないお客様対応に疲れてしまったり、割に合わないと判断されたことが大きな理由なのだと聞きます。

こんな方にはヘナ、ヘアマニキュアや塩基性染料、HC染料等が向いてません

髪色を頻繁に変えたい方(濃い色のヘナ、ヘアマニキュアの場合)
均一な髪色を求める方(白髪と黒髪や新生部と既染部等の色ムラがある場合)
完璧を求める方
神経質な方
海やプールに頻繁に入る方・温泉水を頭から浴びる方

※ヘアマニキュアは白髪をゼロにするものではありません

※初めてヘナを試そうと来店されるお客様の半数は、カウンセリングの結果、ヘナ以外の染め方に変更されることが実際の状況です。特にアレルギーなどの理由によりパラフェニレンジアミンを避けることが目的でヘナを選ばれた場合は、黄色~オレンジにしか染まらないナチュラルヘナか赤褐色に染まるHC染料ヘナ、又はヘアマニキュアしか選べません。ブラウン~ブラックに染まるヘナは、ヘアカラーよりもはるかに多くのパラフェニレンジアミンが含まれています。

現在、新規のお客様に対しては、インディゴが配合されたヘナやヘナとインディゴの重ね染めを提供しておりません。

詳しくは、直接店舗までお問い合わせください。