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地毛の色を活かして白髪を染める:茶色くならない方法

多くの方が地毛の色を活かしながら白髪を染めたいと願っていますが、従来の方法ではすぐに茶色に変色してしまうという問題があります。この記事では、その対策となる方法を詳しく探求します。

アルカリタイプヘアカラーの問題点:
アルカリタイプのヘアカラー剤は、脱色と染色の工程が不可欠です。脱色は髪の天然色素を取り除くため、一度変化した髪色は永続的にその状態が保たれます。しかし、染めた色は時間と共に退色し、たとえ地毛と同じ色で染めても、一度でも脱色された髪は徐々に明るく変化してしまいます。脱色を抑えつつ染料を多く含む染毛剤を使用しても、脱色や退色はゼロではなく、完全には明るくなることを防ぐことは困難です。

根本的な解決策:脱色を伴わない染め方
地毛の色を保持するためには、脱色を伴わない染め方が必要です。このアプローチとして、ヘアマニキュアとヘナが効果的です。これらは髪のごく浅い層に色素を吸着させるので、地毛の色を大きく変えることなく白髪をカバーします。白髪がそれほど多くない場合には特に有効であり、多くの施術例がこれを証明しています。

 白髪が多い場合の色選び:
白髪が多い場合、年配の方々においては、そもそも元の地毛の黒髪の色が違和感を与えることが多いため、地毛の黒髪の色にこだわるメリットは少なくなります。適度に明るい色の方が自然で魅力的に見えることが多いです。

見落としてはいけないポイント:髪の艶
髪の色を選ぶ際には、色の鮮やかさだけでなく、艶も非常に重要な要素です。艶とは、光の反射や光沢を意味し、髪の健康と美しさを象徴します。例えば、塗料で金色や銀色を再現する際には、基本の三原色(赤、青、黄)に加えて、パール顔料やラメを混ぜて光を反射させる必要があります。これらの素材による光の反射があって初めて金色や銀色という色が成立するのです。

髪においても、艶が加わることで色が一層魅力的に映ります。髪の艶は、豊富で整ったキューティクルが光を反射することで髪は健康的に輝きます。そのため、髪の本来の色を活かした染め方では、光がきれいに反射する整ったキューティクルを損なわない方法を選ぶことが重要です。

結論
地毛の髪色を生かすためには、脱色と傷みを伴わないヘアマニキュアまたはヘナの使用を推奨します。これにより、自然な地毛の髪色を長く保ちながら、魅力的な外見を維持することができます。

コンプレックスを隠そうとする髪型が与える印象

中高年女性のお客様が多いSuzeでは、額のしわを隠すために前髪を作りたいと望むお客様が多くいらっしゃいます。しかし、この方法は常に有効なわけではなく、場合によっては前髪で額を隠すことで、ほうれい線や口元のしわが強調され、かえって老けた印象を与えることがあります。おでこを隠すことで、他の部分がより目立ってしまうのです。

見せたくない部分がある場合、それを隠すよりも、むしろ多くの部分を見せて視線を分散させるほうが、効果的で美しく見せることができる場合が多いです。例えば、世界中の高齢女性が最終的に選ぶおなじみの髪型には、そのヒントが隠されています。このスタイルは前髪を上げ、トップにボリュームを持たせ、耳を出して顔全体を見せるものです。

一見すると老けた髪型に見えるかもしれませんが、実際にはこのスタイルが多くの高齢女性を若々しく、美しく見せる効果が証明されています。隠すのではなく、堂々と見せることで全体のバランスを取り、美しさを引き立てることが重要なのです。

美容室でのヘアスタイル選択では、時に「保守的な美人」と「おしゃれな不美人」の究極の選択が求められることがあります。これはお客様の個性や価値観に左右される部分も大きいですが、多くの中高年女性にとって「保守的な美人」を選ぶことが、清潔感と魅力を感じさせるスタイルにつながることが多いです。シンプルかつ洗練されたスタイルは、自然な美しさを引き出し、自信を持って生きる力を与えるのです。

もちろん、「オシャレな美人」を目指しますが、中高年の方にとってはそうではない選択を避けられない場合もあります。何かを隠すと、隠れていない何かが、隠す前よりも目立つようになるのが物事の道理です。隠した物と出てくるもののバランスを正しく見積もることが重要です。ほうれい線や口元のしわよりもおでこのしわの方が本人は気になることが多い傾向にあります。客観的な視線によりバランスを取ることで、自然な美しさを引き出し、全体の調和を保つことができるのです。

ヘアカラーの色素レベルでの選択とその重要性

ヘアカラーのリタッチや全体染めを成功させるためには、どの程度の脱色をするのかということに加えて、異なる色素の特性を理解し、適切な色を選択することが非常に重要です。色素の落ちやすさを考慮した色選びは、色の持続性と髪の健康を維持する上で重要な役割を果たします。

色素の特性とその選び方
ヘアカラーやヘアマニキュアに使用される色素は、プリンターインクと同様に基本的な色である青、赤、黄、黒から構成されています。これらの基本色の中でも、同じ色名であっても使用される染料の種類には多様性があり、それぞれ異なる色調や特性を持ちます。例えば、赤色を出すために複数の異なる染料が使用される場合があり、これによって得られる赤色の深みや鮮やかさが異なります。これらの色素は固有の特性を持ち、分子のサイズや髪への浸透深度が異なります。表面に留まる色素や分子量が小さい色素は、比較的早く髪から抜け落ちる傾向にあります。一方、深く浸透する色素や髪の内部で分子量が大きくなる色素は、色持ちが良く持続性が高いです。これらの特性を理解し、目的に応じた色の配合を選ぶことで、退色後も適切な色合いを維持することが可能です。持続する色素とそうでない色素を区別することが、長期間にわたり美しいヘアカラーを楽しむための鍵です。

リタッチと全体染めでの色素選び
リタッチを行う際は、根元の伸びに合わせて既存のカラーと調和する色素を選択します。この工程では、髪全体の色との調和だけでなく、色持ちのバランスも考慮する必要があります。根元がやがて毛先になることを意識し、全体的なカラーバランスを保つことが重要です。

全体染めを行う際には、色持ちが良い色素を基本にし、早く色落ちする色素を適切に補う配合が効果的です。全体染めには特に大きなリスクが伴うため、色の選択を非常に慎重に行います。得られる色の美しさと、その過程で髪の健康に与える影響のバランスを考慮し、パーマや髪質改善トリートメントなどの他の髪の処理を行う予定がある場合は、全体染めのタイミングを慎重に決定することが重要です。

色素レベルでの適切な配合の色選択は、リタッチを中心としたカラー習慣を成功に導くための鍵であり、長期にわたって髪の美しさを保持するためには不可欠です。

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染めても染めても退色する髪色:退色を防ぐ方法

ヘアカラーの基本
ヘアカラーによって得られる髪の色は、天然のメラニン色素と染毛剤の色が組み合わさって作られます。ヘアカラーによって髪の天然色素が取り除かれると、その変化は永続的です。しかし、染めた色は時間が経過するにつれて徐々に退色していきます。

極端な退色の原因
頻繁な全体染めにより、特に毛先に向かうほど髪の天然色素が薄くなり、髪自体のダメージが蓄積されます。その結果、色を保持する能力も低下します。例えば、毎月1cm伸びる髪を毎月全体染めすると、20cmの長さの髪の先端部は20回の脱色を経て、深刻なダメージが蓄積されることになります。このため、暗めのカラーを施しても、色持ちは非常に短くなります。

多くのホームカラーを行う人々も、同様にこの問題に直面しています。自分でカラーを行うと、特に技術的な制限や正確な知識の不足から、不適切なカラーの塗布や過剰な脱色が発生しやすく、極端な退色や髪のダメージを引き起こす可能性があります。そのため、脱色を伴わないヘアマニキュアやヘナの使用を検討することが望ましいです。

現行の美容院の問題点
多くの美容院ではリタッチと称し、シャンプー前にコーミングなどを行い、リタッチ部に塗られた薬剤を既染部に伸ばして色を馴染ませます。しかし、この手法で得られる色の均一性は数日しか持続せず、コーミングによる追加の脱色とダメージが髪の長期的な健康に悪影響を及ぼすため、結果的には割に合わないと言えます。このような短期的な視点ではなく、お客様の髪の健康を第一に考える必要があります。

当店の実例
当店を長年にわたってご利用のお客様の中には、腰まで届く超ロングヘアをお持ちの方もいます。彼女たちの多くがリタッチ中心のカラー習慣を採用しており、その結果、根元から毛先まで色の均一性を保つことができています。

提案:効果的なリタッチ戦略
持続的な髪の美しさを保つために、全体染めはなるべく控え、リタッチを中心に行うことが大切です。それを成功させるための適切な色選びは、髪の健康を保ちながら、美しい外見を維持するための重要なポイントです。経験豊富なSuzeは、一人一人の髪質やご希望に合わせた最適なカラーリングをご提案いたします。

大人女性のヘアスタイルに対するアプローチと優先順位

私は美容師として30年以上の経験を持ち、初期のキャリアではデザインとトレンドに重点を置いて活動していました。現在は、中高年女性の髪の特性を理解し、適切なヘアケアを実施することに専念しています。若いお客様には、美容室に訪れたその日に完璧なスタイルを通じて特別な1日を実現することが求められますが、大人女性には毎日が安定して満足のいくヘアスタイルで過ごせるよう配慮が必要です。

大人女性のヘアスタイル成功のためには、以下の三つの優先順位を設けています。

1、素材感の重視:艶やかで健康的な髪は大人女性にとって非常に重要です。サロンでの施術が髪の健康にどう影響するかを慎重に考慮し、ダメージを避けながら適切なヘアケアを行います。

2、ボリューム感の強化:年齢と共に減少する髪の量を補うため、ボリュームを保つカット技術や独自の仕上げ技術を使用します。若い頃と同じボリュームを持っていても、見た目にボリュームが感じられないことがあるため、自然なボリューム感をもたらし、見た目にも豊かさを感じさせるスタイルを実現します。

3、手入れのしやすさ:日常のケアが容易なスタイルを選択することが重要です。加齢により細くなり、チリ付やうねりがちな髪も効果的に管理できるよう、手入れが簡単で、同時に髪の健康を維持できるスタイルを提案します。

また、トレンドも重要な要素ではありますが、これを追い求めることで、素材感やボリューム、手入れのしやすさといった基本要素を犠牲にするべきではありません。これらの優先順位に基づき、一人ひとりの髪の状態に合わせた最適なアドバイスを行い続けることを心がけています。トレンドも考慮しつつ、大人女性が日々を自信を持って過ごせるようサポートします。詳細なケア方法や具体的なテクニックについては、追って新たな記事で紹介する予定です。

今回の提案は主に大人の女性向けですが、若者へのメッセージもあります。若い時期は髪が健康で元気なので、いろいろなヘアスタイルやカラーを楽しむのがおすすめです。思い切って新しいスタイルに挑戦して、将来的に後悔のないようにしましょう。若い頃に様々な髪型を経験しておくと、大人になってから無理なカラーリングをしなくなる傾向があり、美しい髪を保つことに繋がります。

「おしゃれ染め」と「白髪染め」の語彙の限界と進化

ヘアカラーを説明する際に用いられる「おしゃれ染め」と「白髪染め」という用語は、時代と共にその定義や使用法が進化しています。かつては明確な区別があったこれらの言葉も、現代のヘアカラーの多様性を前にしてその限界が顕著になっています。

かつて、髪を染める目的に基づいて「おしゃれ染め」と「白髪染め」には明確な区別がありました。これは、ヘアカラーにおいて、使用される技術や選ばれる薬剤がその目的に応じて大きく異なっていたことに由来します。「おしゃれ染め」とは、主にトレンドやファッションに合わせて髪を染めることを意味します。対照的に、「白髪染め」はその名の通り、白髪をカバーすることに焦点を当てたカラーリングを指します。しかし、現在のヘアカラーテクニックはこれらのカテゴリーに収まりきらないほどに進化し、特に白髪染めにおいては、白髪を隠すだけでなく様々な技法で自然に馴染ませたり、髪全体のデザインの一部として活用する方法も増えています。要するに、おしゃれに白髪を染める時代となっています。

このような変化は、ヘアカラーを固定的なカテゴリーで分けることの難しさを示しています。従来、暗めの色彩が「白髪染め」、鮮やかな色が「おしゃれ染め」とされがちでしたが、この分類はもはや適切ではありません。お客様や美容師の求めるスタイルや髪質によって、色の選択や染め方は大きく異なります。

その結果、これらの用語を使った区別は混乱を招く可能性があります。説明が苦手な美容師やヘアカラーに詳しくないお客さんにとっては便利な用語かもしれませんが、「おしゃれ染め」と「白髪染め」を特定の枠組みに収めることは、現代のヘアカラーの多様性を無視する行為と言えます。

このように、「白髪染め」と「おしゃれ染め」を目的としての言葉として使うことは問題ありませんが、薬剤をこれらのカテゴリーで分類することは誤解を招くため適切ではありません。Suzeでは、ヘアカラーの多様性と進化を反映し、新しい語彙や表現を積極的に取り入れながら、お客様一人ひとりのニーズに合わせたカウンセリングと施術を提供しています。ヘアカラーは単なる色ではなく、お客様の個性を引き立てる重要な要素として、常に最新の価値観を生み出しています。

美容師が見た体形と座り方と姿勢の深い関連性

私は美容師として、お客様に美しく手入れがしやすいヘアスタイルを提供するために、カット時のお客様の座り方や姿勢に細心の注意を払っています。この姿勢への細かな配慮が、より正確で自然なカットを可能にします。正しい姿勢で座っていただくことで、ヘアスタイルが日常生活での自然な動きにも美しく馴染み、維持しやすくなります。

この取り組みを通じて、体形、姿勢、そして健康との間には密接な関連性が存在することに気づきました。

痩せ型の方に猫背が多い理由について述べます。猫背の傾向がある方々の多くが痩せ型であり、椅子に浅く座る「仙骨座り」と呼ばれる姿勢を習慣づけていることが非常に多いことを確信しています。痩せ型の方は、尻部に十分なクッションがないため、仙骨で座面を支えざるを得なくなります。この姿勢は腰痛の原因としてよく知られており、また猫背のリスクを高めることも知られています。長期間にわたるこの姿勢の継続は、姿勢の問題を超え、骨格の変形にまで発展する可能性があると考えられます。

しかし、痩せ型の体系でも美しい姿勢で座る人たちの多くは、背中の丸みなどの問題がなく、腰痛などにも悩んでいないことを観察しています。この問題は、体形を問わず、仙骨座りをするすべての人に共通の健康上のリスクがあります。確かに痩せ型の人にこの傾向が特に見られますが、座り方が健康に与える影響はすべての人にとって重要です。

ヘアスタイルの提案を超えて、このメッセージをお客様に伝え、日々の生活での健康管理に役立つ貴重なアドバイスになることを願っています。

毛量調整に対するネガティブな意見に対する見解

毛量調整に対する一部の美容師の懸念は、しばしば経験不足や誤解、あるいは極端なこだわりから生じることがあります。私は毛量調整を支持する立場から、この技術が適切に行われた時にもたらされる好影響をお伝えしたいと考えています。

自動車の運転を例にとると、運転には事故のリスクが伴いますが、それを理由に全く運転しなければ、得られる利点もありません。毛量調整も同様で、リスクを完全に避けることは可能かもしれませんが、それによって得られる髪の美しさやスタイリングの幅、日々のケアのしやすさなどのメリットを逃すことになります。適切に行われた毛量調整は、髪の質感を尊重しつつ、扱いやすさを向上させ、スタイリングの多様性を広げ、日常のお手入れを楽にします。

お客様が日々のお手入れで合格点を目指すのか、完璧を求めるのかによって、そのアプローチは異なります。私たちは、お客様一人ひとりの目標やライフスタイルに合わせたヘアスタイルを提案し、両方の目標に対応できるように心がけています。

毛量調整に伴うリスクや懸念は、適切な知識と技術、お客様への丁寧なアフターケアの説明によって最小限に抑えられます。経験の浅さからくる不安も、学びと実践によって解消されることが多いです。美容師が毛量調整を含む技術を習得し、お客様のニーズに応える能力を高めることで、満足度を向上させることができます。

私がこれまで多くの美容師と仕事をしてきた経験から見て、毛量調整に対して否定的な意見を持つ美容師の中には、非常に几帳面で神経質な傾向がある方が多いことが分かります。美容師はヘアスタイルが全体として美しくまとまることを最優先に考えるべきですが、中には、表からは見えない切断面の仕上がりにまで極端なこだわりを示し、時には本来の目的を見失い、手段と目的が入れ替わってしまうことがあります。美容師が技術的な完璧を追求するあまり、客観的な美の基準を見落とすことが起こり得ます。毛量調整は適切に行われれば、髪の扱いやすさを改善し、お客様の日常生活に実用的な利益をもたらすことが多いのです。

Suzeでは、特に中高年の方々にも適した、アイロンやスタイリング剤の使用を前提としない独自の毛量調整理論を提案しています。これにより、お客様の髪の美しさと健康を長期間保つことを目指しています。

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毛量調整の必要性:ヘアスタイルを形作るための技術

毛量調整は、個々人の髪の量の「分布」に基づいて行われます。図1は平均的な毛量の人の髪の分布を、図2は毛量が多い人の髪の分布を表しています。これらの図では、それぞれの区画に同じ本数の髪が生えているとし、自然な状態でどのように髪が重なるかを数値で示しています。髪が生えている場所と自然に落ち着く場所によって、髪の重なる本数は大きく異なります。この毛量の不均一性を整えることで、望ましいヘアスタイルを実現することができます。

特に毛量が多い人の場合(図2参照)、毛量の分布の不均一性がより顕著になります。求められるスタイルに応じて、さらに緻密な毛量調整が必要になるのです。毛量調整を怠ると、スタイルに必要な形や動きを再現するのが難しくなります。ほとんどのヘアスタイルは、実際には何らかの毛量調整を必要としており、適切に行われた毛量調整は見た目の美しさ、スタイリングの容易さ、そしてスタイルの持続性を向上させます。このため、毛量調整はリスクを伴う技術であるにもかかわらず、我々はそれを積極的に行うのです。

重めのヘアスタイルであっても、毛量の不均一性や過剰な毛量を見過ごすべきではないというのが私の考えです。重量感のあるスタイルを実現するにあたっても、髪の量を適切に調整することは、スタイルの均一性と維持に欠かせない要素です。

確かに、より自然で無垢な、まるで手を加えていないかのようなスタイルを求める際には、後頭部の重さを残すなどして毛量調整を意図的に行わないこともあります。また、個々の髪の癖や生えグセによっては、毛量調整を行うことで得られるメリットよりもデメリットが目立つことがあり、その場合には毛量調整を行わない選択をすることもあります。さらに、お客様が自宅でのスタイリングに多くの時間を割けない、またはスタイリング技術に自信がない場合にも、毛量調整を行わない選択をすることがあります。これらの状況では、毎日のセットに時間をかけたくない、またはその能力に限界がある場合を考慮し、より管理しやすく自然に見えるスタイルを提案することが重要です。毛量調整はあくまで一つの手段であり、その適用は100%ではなく、スタイルや個人の髪の特性、生活スタイルに応じて柔軟に行うべきです。

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毛量調整:美容師の賛否を分ける理由

美容業界では、毛量調整(髪を減らす技術)に対する意見が大きく分かれています。これは、技術の進化と共に、顧客の求めるスタイルが多様化し、美容師の技術へのアプローチも変化してきたためです。

約50年前、ヨーロッパでハサミによるカットのテクニックが体系化されたことは、日本を含む世界中の美容技術に大きな影響を与えました。しかし、東洋人特有の髪質や骨格の違いは、西欧人向けに開発されたこれらの技術がそのまま適用できないことを意味していました。特に日本では、硬くて毛量が多い髪質や独特の骨格を持つ人々のために、独自の技術が発展してきました。

時代が進むにつれ、より軽やかで動きのあるスタイルへの需要が高まりました。1990年代から2000年代にかけて、美容技術は技術重視からより感覚的な仕事へと大きくシフトしました。ソバージュスタイルが衰退し、ヘアスタイリング剤がムースからワックスへと移行した変化の時期を例に挙げるとわかりやすいでしょうか。これらの変化は、感覚と技術の対立という形で、美容業界内でも顕著になりました。特に「毛量調整」技術の使用は、軽やかなスタイルを求めるニーズに応える手段として広まりましたが、その教育や体系化の難しさから、技術の乱用とその弊害が顕著になりました。

このような背景のもと、美容師の間で「毛量調整」技術に対する意見が二分されるようになりました。一方では、「毛量調整」技術のデメリットが強調され、その使用を避ける美容師が現れました。一方で、技術をさらに発展させ、アップデートを続ける美容師も存在します。美容業界では、技術の基礎としてのカットやその他のベーシックな技術が大切にされつつも、個々の髪質や顧客のニーズに合わせた技術の適応と進化が求められています。このような環境下で、「毛量調整」に対する見解の違いは、美容師の技術的背景、教育、そして創造性の多様性を反映していると言えるでしょう。

我々Suzeは、施術や教育が難しく、誤った方法で実施すると失敗につながりかねない「毛量調整」という技術にあえて挑戦し、必要に応じて積極的に行う美容師の集団です。しかし、このアプローチを取る理由は何か、その背景にはどのような考えがあるのかについては、次回の投稿で詳しくお伝えする予定です。美容師としての私たちの哲学と、技術に対する深い理解に基づく行動原理を、さらに詳しくご説明します。

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